●JFS-A/B規格適合証明とは
JFS規格は、安全な食品を製造するための取り組みを向上させる目的のために、食品関係企業、農林水産省及び大学の研究者たちの連携のもと、一般財団法人 食品安全マネジメント協会(以下JFSM)が作成した、日本発の食品安全マネジメント規格です。
特にJFS-B規格は来年から始まるHACCP制度化にも対応しており、いま最も注目を集めている規格です。
JFSMのカタログはこちら(一般財団法人 食品安全マネジメント協会)
JFS-B規格 組織式に対する要求事項
●中小企業にJFS-B規格をオススメする理由
JFS規格にはA・B・Cと3つの規格が存在し、要求されるレベルがそれぞれ違います。
- JFS-A 一般衛生管理が中心
- JFS-B JFS-A規格にHACCPの7原則12手順を加えたもの
- JFS-C JFS-B規格にGFSIが要求するマネジメントシステムを加えたもの
来年から厚生労働省が進めるHACCP制度化が始まります。JFS-B規格はCodexHACCPの7原則12手順を包含しているので、JFS-Bの適合証明を取得するとHACCP制度化の要件を満たすことになります。(一般衛生管理や自治体レベルでの要求事項は個別に対応する必要があります。)
しかもJFS-B規格はISO22000やFSSC22000と違い、施設基準はそれほど厳しくありません。
ほとんど設備投資を必要なく証明を取得できたケースもあります。さらにJFS-C規格へのステップアップもできるので、将来輸出を検討されている企業にもお勧めしています。
●申し込み~適合証明取得までの流れ
- お問合せ
弊社HPまたはお電話にてお問い合わせください。 - 弊社コンサルタントが貴社へ訪問し、スケジュール等をご説明いたします。
適合証明取得にかかる費用・期間等をお見積いたします。 - マネジメントシステムの構築
弊社との請負契約締結後、JFSMの求める各種要求事項に対して、施設設備の改変や各種書類作成を進めていきます。
貴社担当者様と綿密な打ち合わせのもとに、貴社の負担が大きくならないよう、既存のオペレーションに沿ったプランを作成していきます。 - キックオフ宣言
各種準備が整いましたら代表者様が関係者の前でキックオフ宣言をすることで、貴社の衛生管理に対する方針を確かなものとします。 - 監査
作成したプランを一定期間試運転した後、JFSMに登録・公表された認証機関による監査を受けます。 - 適合証明の取得
適合証明が得られるとJFSMのウェブサイトにて適合証明を受けた組織名・サイト名が公表されます。
JFS-B適合証明 取得の流れ